日誌だぞ～

北京五輪野球の日本代表・星野仙一監督（６１）が２１日、開幕戦（日本ハム-ロッテ戦）の視察を終えて、札幌から帰阪。３１日に発表する第１次候補選手７１人に新たにオリックス・金子千尋投手（２４）を追加し、さらに他にも期限いっぱいまで選手を見極めて、候補に入れていく考えを明かした。
　「（３１日までと）期限は限られてるけど、７０人前後というだけで（人数が）決まっているわけではないから、入れておいたらいい。去年の成瀬みたいなこともあるし」
　予想外とも言える、うれしい快投だった。金子は西武との開幕戦で７回１０奪三振の１失点で勝利投手に。２０日に、テレビで金子の投球を見ていた山本コーチに電話を入れて、実力を確認。自分でもニュースで投球の映像を見た。「カーブがいい。腕も振れているし」。新たな若い選手の台頭は、常に望んでいたことだった。
　発表まで、あと１０日。パ・リーグの試合はもちろん、２８日からはセ・リーグも開幕する。北京に連れていく２４人は、第１次候補に入れた選手しか選べないため、加えておいて損はない。「選ぶことで励みに思ってもらえたらいいし」と星野監督。残りわずかとはいえ、まだ扉は開かれている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080322-00000020-dal-base